ハーバリウム、革細工、キャンドル、リース、ポーセラーツ・・・
クラフトフェアなどイベントを回っていると、
様々なワークショップを見かけます。

売り手の飽和状態からの脱却のため、
従来の商品を『売る』に加え、作り方を『教える』ことで、
収入の幅を広げる選択肢を得る
かたも増えている気がします。

体験者があなたのファンとなり、
商品や材料を購入してくれるお客様になることもよくある話だと聞きます。

今回はそんなワークショップ、教室、体験会などを
おこなうメリットや開催の仕方、
オススメウェブサービスなどをご紹介します。

『教える』という複業のメリット

趣味を教えるワークショップツクリテラボ
商品を制作して販売する場合、
在庫を抱えるために作り込む時間や材料費が必要となりますが、
結果として不良在庫となる可能性も否めません。

教室や体験会であれば
用意しなければいけない材料も必要最低限で済み、
在庫を作る時間も必要ありません

また、近所に住む固定客が付きやすく、
初級・中級・上級とステップアップ講座を作ったり、
講座をシリーズ化して安定的な収入に繋げることも可能です。

卸価格で材料を仕入れて参加者に市場価格で販売すれば、
利益も出て仕入れる数量も増やせるので、
自身が制作する商品に使う材料のコストも
下げられるメリットもあります。

企業の職人募集にも効果的

ガラス細工体験 ツクリテラボ

ものづくりに触れる機会を増やすことで人材募集に繋がる

一部の地域や職種を除いて、
全国的に職人の高齢化や
後継者問題が叫ばれ久しくなりました。

私も革細工を趣味から始め、
職人の道へと繋がっていきましたが、
革細工は比較的始めやすく『体験』しやすいものづくりです。

高額、特殊、大型等の機械が必要な場合や、
趣味としての始め方がわからないような製品は、
消費者が『体験』すること自体が難しいのです。

しかし、作る楽しみを感じてもらえるワークショップや
体験会を開催すれば、製品や職人を
知る機会を創出することができます。

体験希望者を自社に招くことが憚られる場合は、
体験できる作業を仕上げ部分や
絵付け・模様付け等の一部加工に留めたり、
自社製品の特徴を継承しつつ簡略化した作りにする等の
工夫をすることで、自社工場だけでなく、
電源や機械がいらない場所で開催することもできるようになるはずです。

体験をシェアしてもらうことで更なる認知の創出を狙う

ものづくりを体験した方達は、
製品や企業に対する興味が増してくれる可能性が高いでしょう。
また、今はSNSの普及により『体験をシェアする』人が多いため、
体験者がインスタグラム等で友人にシェアしてくれることにより、
多くの人に商品や社名が認知されるはずです。

思わずSNSに上げたくなる製品やワークショップを
話し合ってみるといいかもしてれません。

製品を『買う』ことよりも
ハードルが低い『体験』という間口を開く
ことで、
消費者に触れてもらえる機会が増え、
結果として職人希望者を集めるきっかけに
なり得るのではないかと思います。

ワークショップや教室の始め方

体験内容を決める

自身が制作できる製品を元に、
初心者でも無理のない範囲で体験内容を決めます。

簡易的になりすぎる場合は『デザインや色が選べる』
『名前が印字・刻印できる』等のオリジナリティを
楽しんでもらう
ことで、
お客様の満足度が高まります。

なかには「子供と一緒に体験したい」という
親御様もいらっしゃいますので、
使う工具などでの怪我が心配な場合は
『小学生以下は親御様と一緒に体験する』といった
条件も考えてみましょう。

また、集客の相乗効果も期待できるので、
異業種の数人の作家仲間と共同で開催することもオススメです。

開催人数や料金を設定する

自身が一度に指導できる人数を考えてみましょう。
イベント出店では体験希望者を集める際、
『時間区切りで事前受付をおこなう』か
『希望者がいれば随時受付にする』かを
考えてみましょう。

作業手順が多く説明が都度必要な場合は、
まとめて説明できるので時間区切りの方が楽です。

また、集客と体験会を同時におこなう必要がある場合は
1人で開催するのは大変なので1〜2人の
スタッフ増員を計画するか、
時間間隔を広めに調整し集客にも力をいれましょう。

希望者が大人数になることが想定される場合は、
自身による説明だけでなく、
作り方の概要をまとめた資料を制作し添付
することで
スムーズに進行できるのでオススメです。

材料費や場所代はもちろん、
制作物の市場価格も考慮し、料金を決めましょう。

場所を確保する

イベントに出店する場合

ワークショップブースとして
募集されているイベントを探してみましょう。
関連記事
ツクリテラボの出店募集情報でイベントを探してみる

場所を借りて独自に開催する場合

レンタルスペースを探してみましょう。
関連記事
レンタルスペースを検索できるサービスをまとめた記事はこちら

知り合いの個人経営のカフェなどの飲食店に
『ランチとワークショップをセット』にして
場所を借りる交渉をしてみるのも◎

ランチをセットにすることで、
自身が負担する場所代を安くできるのでオススメです。

自店舗や自宅等で独自に開催する場合

場所代はかかりませんが、
体験者用の椅子などの必要な備品を用意しておきましょう。

また、写真に写ったり見られてはいけないような
企業秘密等がないかも確認しましょう。

開催に向けての準備

はじめて開催する場合は、
事前に同じ流れで友人や知人に教えてみましょう。

自分では簡単な作業でも初心者にとっては難しく、
想定した時間を超えることがよくあります。

また、制作物のデザインに選択肢がある場合は、
悩むお客様はとても時間がかかるので、
完成イメージがしやすいようにある程度の製品パターンを
現物や写真で準備するのがオススメです。

当日は、お客様が作ったものを撮り溜めておけば、
次回開催の際に、デザイン提案もしやすくなります。

告知や集客をする

どのように告知や集客をおこなうか考えましょう。

ブログやウェブサイト、SNS等自身のメディアではもちろん、
開催地が住宅地であれば、A6ほどのチラシを制作し
近隣の飲食店に置いてもらうようお願いしたり、
ポスティングしてもいいでしょう。

事前予約制の場合は、メールフォームを制作し
予約の流れを一本化することで、
人数と予約時間等を統計するのにとても便利です。

ウェブサイトでメールフォームを作るのが困難な場合は、
無料でフォームが作れる『Google フォーム』が便利です。
Google フォームはこちら

現地で当日に体験者の受付をする場合は、
体験に要する時間や料金のポップを作っておきましょう。

当日に注意すること

当日は、お客様が安全に楽しんで体験できるよう心がけることに
神経を注ぎましょう。

お会計を先にするのか後にするのかも、
つい忘れがちなのでしっかり確認しておきます。

また、イベント出店の場合は、
次の時間の体験会へのアピールもかねて、

  • 何を体験できるのか
  • 次回は何時からか
  • 料金はいくらか

等をまとめた看板(ホワイトボード)やディスプレイをしておくといいでしょう。

会場では、様々な人がブースに出入りする可能性があるので、
万が一のために集金ボックス等の固定の置き場も作った方がいいでしょう。

以上がワークショップ・教室を開催する手順でした。

体験者レビューを載せたい

ワークショップや体験会にオススメのウェブサービス

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