『SEO対策』とは何か、今一度考えて欲しい

『SEO対策』とは何か、今一度考えて欲しい ツクリテラボ

「ハンドメイド作家にも“SEO対策”が必要だ!」
「サイトやBASEを作ったら“SEO対策”しよう!」
昨今ウェブ上には、SEO対策に関する記事が
とても多くなったと感じます。

「Wixやワードプレスで自分でサイトを作ってみた」
というかたにお会いする際に、
相談されることで1番多いのも“SEO対策”に関する相談です。

しかし、
「1000円で相談に乗って欲しい」とか
「無料ウェブサイト制作サービスで作ったサイトを
『●●●』のキーワード検索結果で1ページ目に表示したい」
といったことを言われることがあります。

『SEO』や『SEO対策』という“言葉”は
浸透してきているものの、
“知識”を伴っていないと思うことがとても多いです。

今回の記事では、SEOに関する知識と意義をまとめました。
この記事を期に、今一度、自身のサイト、
ブログ、SNSなどのメディアにおいて、
SEO対策を見直してみましょう。

SEOとは何か、今一度考えてみよう

SEOとは
Search Engine Optimization
(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略で、
グーグルなどの検索エンジン(Search Engine)に対して、
自身のサイトを良く評価してもらうように
最適化(Optimization)することを言います。

そして、SEOに関する施策を総称して
SEO対策と言います。
実はSEO対策には数多くの種類と対策を
講じる技術が必要になります。

ではSEOにはどんな手段があるでしょうか。
今回は、ワードプレスや有料Wixなどを利用して、
ハンドメイド作家や職人がウェブサイトを作る場合を想定して、
理解できる&対策を講じることができる範囲でまとめています。

SEO対策の種類

yahooもグーグルの検索システムを使っており、
間に挟まる独自のコンテンツを除けば、
ほぼ同じ検索結果になります。

bingという検索エンジンもありますが、
シェアは全体の5%ほどでスマホでのシェアに絞ると1%未満です。

上記のことから一般的に
『SEO=グーグル検索エンジンに対する最適化』という軸で
話が進むことが大半になり、
本記事でもその軸に沿って記事を書いています。

ウェブサイトを新しく作った場合、
グーグルのクローラーと呼ばれる
インターネットを徘徊しているロボットに
ウェブサイトの内容を読み取られることでインデックスされ、
グーグルやyahooなどの検索結果に表示されるようになります。

簡単に言うと・・・
図書館に新作として到着した本があるとします。
この時点では図書館の利用者はまだ本棚に
並ばれていない本なので見つけることはできません。

司書(図書館員)さんが、
本を探している人にわかりやすくする為、
分類したり目録を作成します=クローラーに徘徊される
その後、実際に本棚に並べられ
図書検索システムにもヒットするようになる=インデックスされる
といった具合です。

この流れを大前提に話を進めていきます。

サイト設計と構造化データ

正直、この記事を読んでいただいている
ハンドメイド作家さんや職人さんは、
この分野まで手を入れる人は
多くないと思いますが知っていて損はありません。

サイト設計

ウェブサイトはクローラーがサイトを巡回しやすいように、
内部のページリンクを行き来しやすいようにしたり、
『トップ→カテゴリ→子カテゴリ→孫カテゴリー→曽孫カテゴリー→商品』
といったようにサイト構造が深くなりすぎて
わかりにくくなることを避ける必要があります。

ユーザーが探したい情報にたどり着きやすいように
構造を設計することが、結果的にクローラーに
いい評価をもらうことに繋がるはずです。

構造化データ・構造化マークアップ

構造化データとは、特別なマークアップを記述することで、
ロボットであるクローラーに対して
サイトに記述されている内容をより明確に提示する方法です。

この項は、「そんなものもあるのか〜」でOKです。
「SEO=キーワード」と認識している方が非常に多いため、
あえて書かせていただきました。笑

パンくず

『パンくず』とは、ウェブページのタイトル上部等にある、
『 ホーム > SEO対策 > 構造化データ 』のように、
ページの構造の中で、現在自分がどの階層のページにいるかを示すものです。

ネーミングの由来は、童話「ヘンゼルとグレーテル」で
迷子にならないように自分たちが通ってきた道に
落としていた、あの『パンくず』です。

パンくずはリンクになっている為、
ユーザーが現在のページからカテゴリーを遡って
ページ移動する際にわかりやすいですし、
設置してあることでサーチエンジンの評価も高まります。

さらに、上記の構造化マークアップを施しパンくずを作成することで、
検索結果一覧にもパンくずを表示することができ、
通常の検索結果ではわからないサイト内部の構造がユーザーにアピールできます。

キーワード

一般的なSEO対策で、一番わかりやすく親しみがあるのが
キーワードに対する施策でしょう。

検索結果の上位を狙いたいキーワードを
サイト内に入れることで、検索に掛かるようにします。

しかし、キーワードをひたすら
入れ込めば良いわけではありません。
単純にキーワードを入れた数が多い人が勝ってしまいますからね。
どこに入れるか、どの程度入れるか等、様々なコツがあります。

また、流入を狙うキーワードの選定も
良く考えて行わなければいけません。

ウェブ広告やSNS運用など、マーケティングや
サイト制作にお金をかけられない、
市場(マーケット)の中で“弱小”とも言える
個人事業主や中小・小規模事業者が
「“アクセサリー”というキーワードで1位を取りたい!!」
なんて考えは、ハッキリ言って無謀です。
“弱小”には“弱小”なりの戦い方があります。

コンテンツの充実と質の向上

コンテンツ=サイトの内容を充実させる(増やす)ことで、
訪問したユーザーに対し、
有益な情報を与えられるサイトにする施策です。

しかし、ただページ数や文字数を増やすだけでなく、
近年ではコンテンツの『質』も問われています。
ユーザーがページに来た回数や滞在時間などから
『質』が測られていると言われていますので、
単純にキーワードと文字数が多いだけではいけないのです。

タイトルとディスクリプション

通常サイトを作ったり、商品ページを新しく追加したり、
ブログ記事を追加するした際に、タイトルを設定するはずです。

ディスクリプションとは
そのページを要約した紹介文のようなものです。
これらをしっかりと設定できる
ウェブサイト管理システムを使えば、
検索結果一覧からの流入に繋がります。

検索結果からの流入は直接的にランクに影響します。

外部リンク・被リンク

10年ほど前までは、簡単でメジャーなSEO対策でした。
ウェブサイトのサイドメニューの下部に
『相互リンク』として他サイトのリンクバナーを貼り合い
『自分が紹介できる“優良”なサイト』として
紹介することで評価を高め合う方法でしたが、
被リンクの売買がおこなわれたり、ウェブサイトが外部リンクだらけで
見た目が悪く、『ユーザーに有益なサイト』として
の判断基準ではなくなってしまったため
現在は主流では無くなっています。

しかし、現在でも
『自分が紹介できる“優良”なサイト』という考え方では
被リンクは無意味ではありません。
例えば、ブログを書く際、
「この人の記事を参考に作ってみました!」
といってURLを貼った場合は、
とても自然でリンク先のサイトが
信頼・信用されている証拠にもなりますよね?

このような自然なリンクは、
リンク先のサイトにとってはSEOでの効果があるとされています。
(自然な被リンクと呼ばれたりします。)

その為、
先述項のコンテンツの『質』を高めることにも繋がっています。

SNSのシェアは直接的ではなく“間接的”に効果がある

SNSでリンクをシェアやリツイートされた場合は、
サイトURLがSNSで拡散されることになるので被リンクになりますが、
残念ながらリンク先にリンクジュースと呼ばれる
『ページ評価の受け渡しを無効化できる属性である[nofollow属性]というタグ』
が付与されてしまい、サーチエンジンの評価対象にはなりません。

しかし、サイトを訪れたユーザー数やアクセス数はカウントされますし、
多くの人の目に触れることで更なるユーザー・アクセス数の増加も見込めます。
結果としてサイトに多くのユーザーが訪れ、
アクセスされることでサーチエンジンにポジティブな評価として捉えられるでしょう。

SEOは人間的に考えよう

『SEOに重大な影響を与えるグーグルのロボット』という言葉に先導されすぎて、
我々はSEOに対してシステマチックに考えがちですが、
『ユーザーが求めている情報を、わかりやすく伝えてくれるサイト』
を作ることが一番の近道と言えます。

例えば、メニューボタン1つにしても

  • メニュー
  • MENU
  • ≡(ハンバーガーメニューと呼ばれるアイコンのみ)

といった表記やデザインの違いが、クリック率に大きく影響するのです。
ITリテラシーが高い人(ITに対する造詣が深い)や
普段から頻繁にインターネットを利用するかたは
『≡』のみで『メニュー』だとわかりますが、
幅広い年代の日本人にクリックしてもらう為には、
やはり日本語で『メニュー』が一番クリックされやすいでしょう。

クリックされやすくサイト内を回遊しやすいサイトだと、
サイト離脱率も低くなりサイト滞在時間が長くなる為、
サーチエンジンに良い評価として蓄積され、
検索結果上位にきやすくなります。

良くありがちですが、
格好つけて英語表記ばかりで表現しているサイトをよく見かけます。
“ネックレス”を“Necklace”と掲載し、
ビッグキーワード(ユーザーの検索数が多いキーワード)である
『ネックレス』をサイトに入れていない、などがよくある例です。

英語表記を入れたいのであれば、
『Necklace -ネックレス-』など、
半角スペースや記号を使って、スタイリッシュに見えるように
日本語も記入するように工夫するのはいかがでしょう。

他には、
『スパゲッティ』と『パスタ』など、意味が混同されがちで
どちらも検索ボリュームが多いのに、
どちらかしかキーワードを入れていない場合なども、
非常に多く見受けられます。

こう言った細かい箇所を少しずつ見直し、
小さな積み重ねを続けていくことが、
ライバルと大きな違いを産み出していくわけです。
近いうちに、ハンドメイド作家や
ものづくり職人でも簡単にできるSEO対策をまとめます。

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