ツクリテラボについて

ものづくりの情報サイト

ハンドメイド作家さんやものづくり企業などの『日本の作る人』を応援する情報サイトです。ハンドメイドイベントやクラフトフェア、手づくり市の出店募集情報も随時更新しています

 

ツクリテラボを作った人の紹介

ウェブデザイナー/トリッパコヤマ


幼少期から、アイスの棒を地道に溜めて家型貯金箱を作ったり、たまごっちやデジモンを分解し、背面ディスプレイをオリジナルのイラストに差し替えたり、断線で音が出なくなってしまったのをハンダコテで修理したり、ものづくりや分解が大好きな少年でした。

一時期流行った『シャオ』という、横長のインスタントカメラを分解した時は電池を抜き忘れてしまい、体が10センチ浮くほどの電気ショックを喰らったことは今でも忘れません。
1センチは浮きました。本当です。

そんな性格の私は、大学生の時、たまたま再会した幼馴染のレザーバックに惹かれました。
『ヴィトンやグッチなどの高級ブランドの財布やバッグを持ち、友人達に一目置かれたい』というコピペされた価値観によるヒエラルキー競争の渦の中、再会した彼が持っていたのは“世界に一つだけのフルオーダーのレザーバッグ”でした。
そのバッグがきっかけで、レザークラフトにハマり、大学卒業後、運命的にもその友人のバッグを制作した革細工職人に師事し、見習いとして基礎の技術を学びました。
手縫いの革細工工房は規模が小規模が多いため、職人募集を見つける事が困難だったが、大学卒業時、たまたまその工房で見習い募集がかかったのでした。

時間と手間をかけて作る『財布』という商品を通して、革を鞣す人や牛を育てる人、そして商品を使う人という一直線上に、自分がいるという面白さと責任感を感じ、『製品を作り、使う』ことに対する価値観が大きく変わりました。

職人見習い時代は毎日寝不足で、家に帰り作業中に寝落ちする日々でした。

約4年間見習いとして従事しましたが、『職人としての修行』『店舗の運営』『メンタルと体調』 三つのバランスがうまく取れなくなり見習いを辞め、地元に帰り自身の店舗出店を実現させるために、まずは『ネット販売』と『イベント出店』でキャリアをスタートさせました。

今となっては、minneやcreema、BASE、STORES.jpなどのハンドメイド販売サイトやウェブショップ制作サービスが当たり前ですが、当時はそんな画期的なサービスはなく、素人がウェブサイトを作るには『ホームページページビルダー』しか無い!と言っても過言ではないくらい、書籍でもウェブでも情報が少なく『素人がウェブで売る』事が難しいのに加え、そもそも『ウェブで買い物をする、ましてはyahooショップや楽天ではなく、個人店から買う』という事自体が、今よりもだいぶハードルが高かった時代でした。

なかなか売り上げも上がらないなか、昼は革細工、夜は居酒屋でバイト、という生活を1年半ほど送っていたある日、突然、アイスピックで肩甲骨を刺されたような激痛が走りました。

普段から肩や首の凝り、一時的な手や腕の痺れに悩まされていたのですが、病院に行くと『頚椎(けいつい)ヘルニア』という首のヘルニアが原因で、肩甲骨の神経を圧迫している、と診断を受けました。
医者からは「一生治らない。治療法はマッサージやストレッチ。あと、あまり無理しないように」と。

革細工職人として駆け出したばかりで「治らない」と言われたヘルニアを抱えてのこれからの長い時間を考えてみると、辛く厳しい現実が容易に想像できました。
突発的に来る痛みと涙をこらえながら何日も考えた末、「革細工職人として生計を立てるのは諦めよう!でも、ものづくりはやっぱり好きだ!今後はものづくりを支える側に回ろう!!」と決断しました。

「まだ未婚でよかったのかもしれない。まだ決断が『今』でよかったのかもしれない。」そうポジティブに考え、出店資金として貯めていたお金でデザインとウェブのスクールに1年間通い、デザイナーとして企業に就職しました。

就職先である建設会社では、ロゴ制作、チラシ制作、ウェブサイト制作、ウェブCM制作など、多岐にわたる販促・PR業務に携わり、自身のスキルを高め、在職中に、『ツクリテラボ』を制作し運営を開始しました。

一時サイト更新休止期間、建設会社からの退職を経て、2019年5月、時代は令和と共に心機一転サイトをリニューアルし、再始動いたしました。

職人はその労働環境から、様々な悩みがあると思います。

  • 『作る』技術は教わっても、『売る』技術を教わる機会がほぼない
  • トップダウン経営が基本となり『価値観が小さな世界で形成されがち』
  • 『同業種、または異業種との交流がほとんどない』

ハンドメイド作家のかたも、本やウェブで作り方の情報は得られても、今の時代はすでに供給が飽和状態で価格破壊を起こす、いわゆるレッドオーシャンであるハンドメイド販売市場の中で『利益を出し続ける』のはかなりの知識と技術が必要なはずです。

そんな時代で『利益を出し続けられる作り手』になるための力添えになれるように、ツクリテラボでも情報を発信して行きたいと思っています。

ツクリテラボに対する要望やご意見、一緒に仕事をしたい、という方はぜひお問い合わせよりご連絡ください。

今後とも、ツクリテラボ&トリッパコヤマをよろしくお願いいたします。