『minneやCreemaで販売している。』
『BaseやSTORES.jpでウェブショップも運用している。』
それでもウェブサイトって必要なの??
そんな風に思う作家さんも多いはずです。
兼業・副業作家さんや主婦作家さんは、「ウェブサイトまで手が回らない・・・」と思うかもしれません。
そもそも、ウェブサイトの仕組みやサービスを詳しくないことで、自然と腰が重くなりがちです。
確かに、ウェブショップを運営するとなると、まずサイトを作る事からスタートし、作った後も更新作業を続けていく必要があるので、サイト運営に慣れないまでは、商品の制作に当てていた時間が削られることになります。
しかし、サイト運営に慣れてしまえば『ブログを書く』、『SNSを更新する』程度の簡単な気持ちで更新がおこなえますし、サイトを作ることで受容できるメリットがたくさんありますのでご説明いたします。
メリット1:プロ感(信頼感・安心感)を創出できる
ハンドメイド作家の中でも、『プロっぽい人』と『プロっぽくない人』はいます。
商品のクウォリティはもちろん、イベント出店時のディスプレイや商品タグまで百貨店のようなクウォリティだったら『プロっぽい』と感じるでしょう。もちろん、ハンドメイドイベントでは『高級感』を出しすぎると敬遠されるので限度はありますが、プロっぽいと思うと同時に、作り手の『技術』や商品や店に『信頼感』があるように受け取るのでは無いでしょうか?
では、ウェブ販売ではどうでしょうか?たまたまインスタのハッシュタグ検索からアカウントを見に来てくれたユーザーが、商品が気になってアカウントトップからリンクをチェック・・・
『minne.com/@tsukuritelab』と『tsukuritelab.com(独自ドメイン)』では大きな違いに見えるのではないでしょうか?
かたや『minne.com/@tsukuritelab』では、「どんなハンドメイド作家だろ」と思うのでは?
かたや『tsukuritelab.com』では、「どんなブランドだろ」と思うはずです。
この場合、インスタに掲載している写真のクウォリティにも大きく依存しますが、ともかく『ブランド』と認識され、ウェブサイトも作り込んであることで、さらに『プロっぽさ=信頼感や安心感』を与えることができ、ユーザーが商品に対して購入を許容できる値段が、大きく引き上げられる可能性もあるのです。それだけで単価アップにつながります。
ハンドメイド作家としてminnneやCreemaでデビューし、イベント出店も慣れてきたら、次は『ブランド』としての自店を考えてみてください。
プロ感=信頼感・安心感=ブランド=単価をあげられる
メリット2:ブランディングができる
例えば、サイトに使われるフォント選びも大きくイメージを変えることができます。
サイトに貼る画像の角丸にするだけで、可愛らしさやポップさを表現できます。
見た目のデザインに細かな特徴をつけられるので、商品を含むブランド全体を通して自分が表現したいデザインができるのです。
『どんなブランドか』をお客様に伝えるのはブランディングではありません。
お客様が思う『どんなブランドか』の判断をコントロールすることがブランディングです。
ですので、自身の商品や販促品を含めて矛盾のないブランディングがおこなえれば、ブランドに対する裏付け(=信頼感)となり購入への道筋になり得るのです。
ここで勘違いして欲しくないのは、『自分が表現したいこと=ブランディング』ではないということ。
ブランディングは自身のブランドが市場でどう思われるかをコントロールすることです。「ハイブランドのように高級感があるように見せたい」のに「商品をみたお客さんは可愛くてポップ」と感じていたら、それはブランディングの成功とは言えません。