「ミンネやクリーマに出店したけど、全然売れない!!」
そう嘆く方も多いと思います。

今や供給が飽和状態で、ライバルだらけです。
その中でも、どうにか売り上げを増やしていける方法を伝授します。

写真を取り直す

超基本ですが、まず初めに見直したいのは写真です。写真は商品の見栄えを左右する大きなポイント。
商品を検索しても、いきなり商品ページが表示される訳ではなく、ライバル達の商品と並べられて一覧結果に表示されます。
その中でクリックされるかされないかは、写真の良し悪しで決まると言っても過言ではありません。

一度、自分の商品が他の商品と並べられた時、どんな印象を受けるか、検索して見てみましょう。

また、憧れのブランドや人気のある作家さんがどのように写真を撮っているかも研究して、自分もマネして写真を撮ってみましょう。

商品説明文を見直す

キーワードがしっかり入っているか確認

商品を検索する時に検索窓に入れるキーワードですが、自分で文章を作る時は忘れてしまいがちです。
タイトルや商品説明ページにキーワードが入っていないと、検索結果に表示されないので露出が増えません。

あらかじめ、自分の商品にはどんな特徴があり、どんな検索にヒットさせたいかを考察してから意識的に文章に入れ込むのがオススメです。
また商品紹介文の最下部に、検索用ワードをまとめて入れておくのもオススメです。

気付きを与える

ユーザーの『気付き』は『信用』につながります。ユーザーの立場になって、たくさんの『気付き』を与えられるような文章を考えてみましょう。

例えば、金属アレルギーがある人なら、使われている素材や金属の種類、メッキ加工等をしっかりとチェックするでしょう。
もしアレルギーが出やすい素材を使用している場合でも、素材をうやむやにするのではなく、アレルギーにオススメのコーティング剤を紹介し、「こんなコーティング剤があるんだ!」という『気付き』を与えることで、購入につながる可能性は上がるかもしれません。

革が欲しい人に対しては、『アジが出やすい植物性タンニン鞣し』『水に強く傷がつきにくいクロム鞣し』を対比で説明することで、「本革にも鞣し方による種類があるのか!」という『気付き』を与えられることで、店の信用も強くなることでしょう。

使用機会を想像させる

人は、日用品以外の買い物をする時、何らかの『心理的欲求』が基本にある場合がほとんどです。

「夏になるから開放的な色味の洋服が欲しい」
   =『開放的になってテンションを上げたい』

「結婚式やパーティに合う大ぶりなピアスが欲しい」
   =『日常では味わえないゴージャスな気分を楽しみたい』

など、『物』を使うことで自分を切り替えたい、大袈裟に言うと『ちょっといい私に変身』したいのです。
そのため、『物』を買うようで『ちょっといい私に変身した生活』を買っているのです。

ですから、素材、サイズはもちろん、具体的な使用方法、使用用途の提案、コーディネート方法なども記述することで、『ちょっといい私に変身した生活』を想像をできるような文章を考えてみましょう。

セールを行う

『購入者コメント』や購入した人の数が表示される『●人購入』が少ないと、やはりユーザーも「この人から買って大丈夫?」と思い、購入を躊躇してしまいがち。

そんな時はセールを行ってみましょう。
みんな『セール』が大好き。『セール』という言葉にはとても弱く、つい目が止まりがちです。

・値段を安く設定しなおす
・タイトルの冒頭で短くわかりやすく告知する 『セール中!』など
・商品説明文に限定をアピールする文を入れる 『先着●名様限定』『●日まで!』など
・SNSで告知

ここまでして売れない場合は諦めて、違う商品を開発することに時間を割いてみましょう笑

商品を増やす

ハンドメイド販売サイトでは、商品数も重要です。

あなたが洋服の買い物に行くとします。
ショッピングモールへ出かけ早速ウィンドウショッピングをします。洋服が10点しかないお店と100点揃っているお店だったら、どちらを優先的にいきたいと思いますか?
『何かいいものが見つかる可能性が高いかもしれない』
あまのじゃくを除けば、100点揃ったお店に行きたいと思うのは当然です。

また、ハンドメイド販売サイトでは、定期的に新商品をピックアップしたり、季節やイベントにあった商品の特集を組むので、取り上げられることで一気にファンが増える可能性が高まります。

初めのうちは一点一点受注生産し、商品が売れてきたら効率重視に切り替え、数個をまとめて作り在庫に入れるようにするなどして、とにかく継続的に商品を増やしていきましょう。

何も考えなくなると、ぱたっと売れなくなることも多いものです。
常に、いい商品やいいアイデアがないかを考えること自体、ブランドを成長させる基となっていきます。

広告を出す

ハンドメイド販売サイトでしか販売していない場合、ミンネやクリーマのウェブサイトを閲覧して何か商品を探している人や、アプリをインストールしている人にしか商品が届きにくいのが現状です。
しかし、ハンドメイド販売サイトには売り手=ライバルがたくさんいて、なかなか自分の商品を発見してもらうことすら難しいと感じるでしょう。

そこで、広告の登場です。
「広告って会社とかが出すものでしょ?」「いざ自分で出すとなると、ちょっと怖い」そう思うかたも少ないくないはず。
しかし、今の時代、個人でも広告を出すことは難しくありません。
是非一度でいいから試してみましょう。

SNSで広告を出す

SNSアカウントを持っている場合は、ビジネスアカウントに切り替えることで広告を打つことができます。

ビジネスアカウントでは、投稿に対して何人の人が見たかを数字で見ることができるようになり、写真内容やタグの選別で閲覧者の増減が計れるので、タグや投稿を最適化していくことができますので、副業や趣味程度の作家さんでも、ビジネスアカウントに切り替えて運用しましょう。

アカウントを切り替えたら、どのようにして広告を出すのかを一通り経験するために、試しに500〜2000円程度で広告を出稿してみましょう。

ひとまず一度試してみるのがオススメ。どの媒体でも広告を出してみると、「広告出稿を難しく捉え過ぎていた!!」と思うはず。
そして、うまく広告を使えるようになると、広告なしでは不安になるほどの恩恵を受けれるようになるはずです。

『月の売り上げの5~10%を継続的に』
『クリスマスや母の日など自店の商品と相性が良さそうなイベント前だけ』
『毎月5000円まで』
など、自分の中で広告運用の方法も決めながら運用するのがいいでしょう。

クリーマで広告を出す

クリーマでは『作品プロモーション』という広告機能があります。

作品プロモーション案内動画

こちらはクリーマのカテゴリーやキーワードで検索したユーザーに対して、上部に優先的に表示される機能です。

ハンドメイドマーケットで重要視される『購入者コメント』や購入した人の数が表示される『●人購入』が、まだまだ少ない人は積極的に使ってみるといいかもしれません。

いかがでしたでしょうか。
この5つを実践すれば、売れるのは1つや2つではないはずです。

是非実践した結果をお問い合わせから、共有していただければ幸いです。