本記事は常時加筆修正を加えております。
(価格等の最終更新 2025年12月11日)
- 1 家庭用レーザー加工機(レーザーカッター)を選ぶポイント
- 2 2025年12月時点の動向
- 3 【NEW】xTool F2(ダイオードレーザー&赤外線レーザー) 246,400円 →クーポン適用で209,000円
- 4 【NEW】LaserPecker 2 Plus (ダイオードレーザー)169,999円 →クーポン適用で119,800円
- 5 【NEW】xTool F1 Lite(ダイオードレーザー) 129,980円 →クーポン適用で98,200円
- 6 【人気】LaserPecker 2 (ダイオードレーザー)109,999円 →クーポン適用で87,996円
- 7 LaserPecker 4 (ダイオードレーザー&赤外線レーザー)199,900円
- 8 【人気】xTool F1(ダイオードレーザー&赤外線レーザー) 220,998円 → クーポン適用で163,998円
- 9 xTool M1/M1 Ultra(ダイオードレーザー) 153,000円〜
- 10 xTool S1(ダイオードレーザー) 191,300円〜
- 11 Creality Falconシリーズ(ダイオードレーザー) 29,248円〜
- 12 Creality Falcon2 PRO 22W(ダイオードレーザー) 115,999円
- 13 Podea-01(ダイオードレーザー) 143,000円~
- 14 【人気】beamo(CO2レーザー)330,000円(税込)
- 15 Etcher Laser Pro(CO2レーザー) 492,800円
家庭用レーザー加工機(レーザーカッター)を選ぶポイント
現在、筆者自身も複業の一環としてCO2レーザー加工機を使い、日々ものづくりを行っています。
これまでに3台の加工機を購入し、試行錯誤を重ねたうえで、ようやく現在の機種にたどり着きました。
こうした実体験をもとに、これからレーザー加工機の導入を検討されている方へ向けて、
「過去の自分に教えてあげたい」と思える視点で、リアルなおすすめ機種をご紹介します。
- そもそもレーザーカッターってどんなもの?
- 仕組みや種類、対応素材がわからず、高額な買い物で不安
そんな疑問をお持ちの方は、まずは以下の記事をご一読ください。
2025年12月時点の動向
2025年は、xToolとLaserPeckerが簡素版から後継機種の最新モデルを次々と投入し、
F1 Lite ⇄ LP2 Plus、F1/F2 ⇄ LP4、F1 Ultra ⇄ LP5 と主要機種が真正面から競合した一年でした。
特にxToolは、高価格帯の F2 Ultra や F2 Ultra UV(2026年発売予定) など積極的にラインナップを拡充し、技術面・マーケティング面で強い存在感を示した年だと言えるのではないでしょうか。
新機種の登場で物欲や創作意欲が再燃したユーザーがいる一方、加工機ユーザーを増やした『巣ごもり需要』の後退や『キャンプ用品市場』の縮小もあり、家庭用レーザー加工機市場の勢いは、落ち着いた印象です。
それでも、制作・販売が軌道に乗り 強力で大型のCO2レーザーへステップアップするユーザーもSNS上で良く見かけるようになり、業界の裾野は確実に広がっているな、と感じた年でもありました。
2026年の新展開にも期待が高まります。
それでは、2025年12月最新のお勧め機種をご紹介していきます!
【NEW】xTool F2(ダイオードレーザー&赤外線レーザー) 246,400円 →クーポン適用で209,000円
2025年12月に発売開始された、xTool の人気モデル「F1」をパワーアップさせた後継機種です。
レーザーの出力UPにより、金属彫刻ではより黒く深みのある表現や、着色加工にも対応。
さらにグラデーション状の深さ表現が可能になった『3Dエンボス加工』にも対応し、よりプロフェッショナルな仕上がりを実現できるモデルとなっています。
F1からの注目すべき変更点は、以下となっています。
- レーザーの出力UP(ダイオード10W→15W / 赤外線 2W→5W)
- 彫刻スピードUP 4000mm/s → 6000mm/s
- 高精度カメラ搭載で、位置決めが楽々
- 立体的に彫刻できる「3Dエンボス加工」に対応(F1は非対応)
- チタンやステンレスなどに「色付け加工(カラーアニール)」が可能
出力や速度だけでなく、「3Dエンボス加工」や「色付け加工(カラーアニール)」も可能になり、制作の表現の幅も大幅に広がります。
| ブランド/メーカー | xTool |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー)&赤外線(IR)レーザー |
| 加工範囲 | 115mm×115mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | 8K |
| 出力 | ダイオードレーザー 15W & 赤外線レーザー 5W |
| 値段 | Amazon 246,400円~ クーポン適用で209,000円 (xToolサイトと同額) |
| 対応OS | Windows/Mac、スマホやタブレットアプリ有り |
| 特徴 | ・SVG / DXF / JPG / JPEG / PNG / BMP形式のファイルに対応 スマホアプリの場合、JPG/PNG/G-Code/SVG形式のみ対応 ・内蔵カメラ付きで位置決めも楽々(F1は無し) ・F1と比較して加工スピードが半分 ・3Dエンボス加工に対応 ・一部金属への色付け加工が可能 ・ガルバノ式ミラーシステムで高速加工 ・金・銀・銅・ステンレス・アルミなどへの彫刻も可能 ・主なオプション スライドエクステンション:台座をスライドすることで加工範囲を拡大できる xTool RA2 Pro:ビン・コップ・指輪などの円形、円弧面などに加工可能に 卓上空気清浄機:加工時の煙を吸引 など |
【NEW】LaserPecker 2 Plus (ダイオードレーザー)169,999円 →クーポン適用で119,800円
2025年9月に発売開始した、人気モデル LP2 から大幅に進化したレーザー彫刻機です。
xToolにはなかったLP2の領域が、xTool F1 Lite により補完されたことで、LaserPecker LP2 Plusでスペックと価格帯を合わせて販売した流れが伺えます。
最大の進化ポイントは、出力が5Wから10Wへ2倍に、さらに加工速度が600mm/sから4,000mm/sへ6倍になった点です。
カバーは箱型から円錐型に変更され、排煙力が2倍に向上。さらにフロントカバーはマグネット脱着式で、素早く連続加工も可能に。
接続方式もBluetoothからWi-Fiへ変更され、より高速で安定したデータ転送が可能となりました。
LP2では非対応だったアウトラインプレビューを搭載。
オプションの回転軸やスライドエクステンションを含む、すべてのアタッチメントにも対応。
さらに、セキュリティキー、緊急停止ボタン、蓋開け検知機能を追加し、安全性も強化されています。
2021年12月に発売されたLP2は、レーザー加工機のユーザー層を大きく広げることに貢献しました。
発売から4年が経過し、その間にLP4やLP5といった上位機種が登場して加工の可能性を拡大してきましたが、今回はLP2自身がアップデートされる形となりました。
| ブランド/メーカー | LaserPecker |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 100×100mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | 4K |
| 出力 | 10W |
| 値段 | Amazon 169,999円~ クーポン適用で119,800円 |
| 対応OS | Windows/Mac、スマホやタブレットアプリ有り |
| 特徴 | ・JPG、SVG、PNG、BMP、G-code、DXF形式のファイルに対応 ・ガルバノ式ミラーシステムで高速加工 ・レーザーユニットを取り外し加工できるので、対象物の高さを気にしなくてよい ・主なオプション スライドエクステンション:台座をスライドすることで加工範囲を拡大できる 曲面エクステンション:ビン・コップ・指輪などの円形、円弧面などに加工可能に 多機能電動台座:コップや棒・筒状のものにも加工可能 収納バッグ:イベント時の持ち運びに 卓上空気清浄機:加工時の煙を吸引 など |
【NEW】xTool F1 Lite(ダイオードレーザー) 129,980円 →クーポン適用で98,200円
2025年初頭に発売された xTool F1の派生モデル「F1 Lite」 は、金属加工用の赤外線レーザーを省いた、ステンレスを除く非金属素材への加工に特化したライト版です。
木材や色付きアクリル、紙、レザー、ステンレスなどへの加工を主用途とするユーザー向けに設計されており、F1の高速性と扱いやすさをそのままに、より手頃な価格で導入できるエントリーモデルという位置付けです。
| ブランド/メーカー | xTool |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 115mm×115mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | 4K |
| 出力 | ダイオードレーザー 10W |
| 値段 | Amazon 129,980円~ クーポン適用で98,200円 (xToolサイトと同額) |
| 対応OS | Windows/Mac、スマホやタブレットアプリ有り |
| 特徴 | ・SVG / DXF / JPG / JPEG / PNG / BMP形式のファイルに対応 スマホアプリの場合、JPG/PNG/G-Code/SVG形式のみ対応 ・ガルバノ式ミラーシステムで高速加工 ・主なオプション スライドエクステンション:台座をスライドすることで加工範囲を拡大できる xTool RA2 Pro:円形、円弧面などに加工可能に 卓上空気清浄機:加工時の煙を吸引 など |
【人気】LaserPecker 2 (ダイオードレーザー)109,999円 →クーポン適用で87,996円
レーザーユニットをスタンドから取り外して手持ち加工することも可能なため、加工対象物の高さを気にすることはありません。
小型ながら出力5Wのパワーを持ち、ステンレスやアルマイト処理されたアルミへの彫刻加工が可能です。
※金属へのマーキングに対して、ユーザーからは「もう少し出力が欲しい」「ムラが出ることがある」といった声もあります。そのため、金属への加工はあくまで軽めの刻印やDIY用途に向いていると考えた方がよさそうです。
日本語の説明書が付いており、12ヶ月の製品保証などアフターサービスも充実しています。
レーザーユニットが左右上下に動くのではなく、ミラーを自在に動かすことでレーザーの照射位置を変えるガルバノ式ミラーシステムを採用しており、最大600mm/秒の高速彫刻が可能。
加工範囲は100 x 100 mm と狭めですが、オプションの多機能電動台座を利用すれば100mm x 2000mmまで拡張可能。
| ブランド/メーカー | LaserPecker |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 100×100mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | 2K |
| 出力 | 5W |
| 値段 | Amazon 109,999円~ クーポン適用で87,996円 |
| 対応OS | Windows/Mac、スマホやタブレットアプリ有り |
| 特徴 | ・JPG、SVG、PNG、BMP、G-code、DXF形式のファイルに対応 ・ガルバノ式ミラーシステムで高速加工 ・レーザーユニットを取り外し加工できるので、対象物の高さを気にしなくてよい ・主なオプション 多機能電動台座:コップや棒・筒状のものにも加工可能 収納バッグ:イベント時の持ち運びに 卓上空気清浄機:加工時の煙を吸引 など |
LaserPecker 4 (ダイオードレーザー&赤外線レーザー)199,900円
LaserPecker 4は、最新のデュアルレーザー彫刻機で、多様な素材に対応できる点が大きな特長です。
先に紹介したLaserPecker 2の上位モデルにあたり、木材やアクリルなどに対応する10Wの高出力ダイオードレーザー(LP2の2倍出力)と、金属刻印に強い2W赤外線レーザーの2種類を搭載。
パワー・スピード・精度・加工範囲すべてが大幅にアップグレードされています。
後述のXtool F1と同等のスペックのため、ユーザーを奪い合っている機種です。
特筆すべきはそのスピードで、最大4000mm/s *という超高速加工が可能。これは最新のガルバノ式技術によるもので、高性能な家庭用向けXY方式の機種(600mm/s程度)と比べても圧倒的。
たとえばXY方式の機種で30分かかる加工が、LaserPecker4だと約5分で完了するほどの効率性を誇ります。
大量の名入れやロゴ入れを短時間でこなしたい方には、非常に心強い1台です。
| ブランド/メーカー | LaserPecker |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー)&赤外線(IR)レーザー |
| 加工範囲 | 縦横:160 x 120mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | 8k |
| 出力 | ダイオードレーザー 10W & 赤外線レーザー 2W |
| 値段 | Amazon 199,900円 |
| 対応OS | スマホ iOS & Android / PC macOS & Windows |
| 特徴 | ・G-Code/JPG/PNG/BMP/SVG/DWG/DXF形式のファイルに対応 スマホアプリの場合、JPG/PNG/G-Code/SVG形式のみ対応 ・ガルバノ式ミラーシステムで高速加工 ・金、銀、銅、ステンレス、アルミなどへの彫刻も可能 ・主なオプション スライドエクステンション:台座をスライドすることで加工範囲を拡大できる 曲面エクステンション:ビン・コップ・指輪などの円形、円弧面などに加工可能に 卓上空気清浄機:加工時の煙を吸引 など |
※LaserPecker 4は、発売当初「加工スピード最大2000mm/s」「精度 – 販促画像内での表記0.001mm / – スペック紹介では0.003mm 」といった仕様で販売を開始していました。
▶︎ CAMPFIRE プロジェクトページ
その直後、xTool F1が「最大4000mm/s」「精度0.003mm」とリリースで発表されましたが、実際の販売ページ上では「精度0.00199mm」という表記になりました。
▶︎ GREEN FUNDING プロジェクトページ
現在では、LaserPecker 4の仕様表記は、「最大4000mm/s」「精度0.001mm(0.0019mm)」となっています。
▶︎ LaserPecker公式サイト
LP4 の発売直後に F1 が登場しましたが、精度表記(0.001mm&0.0019mm⇄0.003mm )や速度表記(2000mm/s⇄4000mm/s)に揺れがある点から、実際に仕様変更があったのか疑問は残ります。競合を意識した“表記上の調整”に過ぎない可能性も否定できません。
断定はできないものの、こうした数値のブレはユーザーに不信感や混乱を与えかねません。競争が激しくなるのは歓迎ですが、誤解を招かない透明性ある情報提供を望みたいところです。
比較動画を見る限り、精度と速度の両立では Xtools F1 が優勢で、LP4 は 実質2000mm/s 程度と見ておくのが妥当です。
【人気】xTool F1(ダイオードレーザー&赤外線レーザー) 220,998円 → クーポン適用で163,998円
LaserPecker 4と同様に、10Wダイオードレーザーと2W赤外線レーザーを搭載したデュアルレーザー機で、スペックも非常に近く、ユーザー層が重なる競合モデルです。
木材やレザーはもちろん、金・銀・銅・ステンレス・アルミなどの金属にも彫刻可能で、幅広い素材に対応。
ボックスタイプながら持ち運びやすい設計で、名入れイベントやワークショップ出店用としても人気があります。
一見すると LP4 の方が加工範囲は広く見えますが、四隅が加工できないため、四角い加工を行う際の実質的な加工範囲は F1 とほぼ変わりません。
また、公称速度は同等とされていますが、精度を保った実加工では F1 の方がほぼ倍速に近いスピードで仕上がると多くのレビュー動画で報告されています。
価格も LP4 より F1 の方が抑えられており、さらに オートフォーカス搭載で扱いやすい点も大きな強みです。
総合的に見て、F1 はコスト・速度・使いやすさのバランスに優れたおすすめの一台です。
| ブランド/メーカー | xTool |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー)&赤外線(IR)レーザー |
| 加工範囲 | 115x115mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | – |
| 出力 | ダイオードレーザー 10W & 赤外線レーザー 2W |
| 値段 | Amazon 220,998円 クーポン適用で163,998円 |
| 対応OS | スマホ iOS & Android / PC macOS & Windows |
| 特徴 | ・SVG / DXF / JPG / JPEG / PNG / BMP形式のファイルに対応 スマホアプリの場合、JPG/PNG/G-Code/SVG形式のみ対応 ・ガルバノ式ミラーシステムで高速加工 ・金、銀、銅、ステンレス、アルミなどへの彫刻も可能 ・主なオプション スライドエクステンション:台座をスライドすることで加工範囲を拡大できる xTool RA2 Pro:ビン・コップ・指輪などの円形、円弧面などに加工可能に 卓上空気清浄機:加工時の煙を吸引 など |
xTool M1/M1 Ultra(ダイオードレーザー) 153,000円〜
xTool M1は、世界初の「レーザー加工機+カッティングプロッター」を一体化させたハイブリッド機種です。
紙を焦がさずに正確にカットしたい場合はもちろん、カッティングシートでシールを作ったり、アイロンシートでロゴ入りTシャツを制作するなど、レーザー加工機では対応できなかったビニール素材を使ったクラフト制作にも対応しており、レーザー加工とブレードカットの両方を楽しみたい方におすすめです。
上位モデルのM1 Ultraでは、さらに機能が進化。
レーザー&カッティングプロッターに加え、CMYインクで直接印刷できるインクジェットユニット、ペンで線画や塗りつぶしができるペンユニットが追加され、4つの機能を1台でこなせる多機能クラフトマシンとなっています。
どちらのモデルにも高解像度カメラが搭載されており、素材の位置合わせが簡単に。また、オートフォーカス機能も備えているため、焦点調整の手間がなく、作業効率も向上します。
作業スピードはM1:最大250mm/s、M1 Ultra:最大400mm/sと、M1 Ultraの方がより高速かつ高精度な加工が可能。
その他細かいディティールもM1 Ultraでも進化しています。
| ブランド/メーカー | xTool |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 縦横:M1 385×300mm / M1 Ultra 300×300mm 高さ:16mm |
| 解像度 | 500dpi |
| 出力 | ダイオードレーザー 10W ※Ultraは20Wも選択可能 |
| 値段 | 楽天 M1 153,000円〜 / Amazon M1 Ultra 221,000円〜 |
| 対応OS | スマホ iOS & Android / PC macOS & Windows |
| 特徴 | ・SVG、DXF、PNG、JPG、BMP形式のファイルに対応 ・主なオプション ライザー(ハニカムパネル付き):加工可能な材料の厚みが16mm→150mm エアアシストセット:加工部にエアーを送り込み発火抑制&綺麗な加工に ロータリーアタッチメント RA2 Pro:ビン・コップ・指輪などの円形、円弧面などに加工可能に 空気清浄機 |
xTool S1(ダイオードレーザー) 191,300円〜
xTool S1は、最大600mm/sの高速加工と、A3サイズを超える498×319mmの広い作業エリアを備えたXY方式のレーザー加工機です。
凹凸のある素材にも対応できるダイナミックフォーカス機能も搭載。
ハニカムパネル・エアアシストの標準装備により、届いてすぐに高品質な加工が可能です。
注目は、世界初となる40Wの高出力ダイオードレーザーを搭載したモデル。CO2レーザー機にありがちな大きさやメンテナンスの負担を抑えつつ、高出力かつ広範囲な加工に対応でき、CO2レーザーの代替機としても有力な選択肢です。
さらに、赤外線レーザーユニット(2W)やレーザー加工で製版するスクリーン印刷キットなど、豊富なオプションで用途の幅も広がります。
精度・安全性・拡張性をバランスよく備えつつ金額も手頃で、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
| ブランド/メーカー | xTool |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 縦横:498×319mm 高さ:42mm |
| 解像度 | 1270 dpi |
| 出力 | ダイオードレーザー 10W / 20W / 40W |
| 値段 | 公式サイト 20W 191,300円 / 40W 253,000円 |
| 対応OS | スマホ iOS & Android / PC macOS & Windows |
| 特徴 | ・SVG/DXF/JPG/JPEG/PNG/BMP/TIF形式のファイルに対応 ・主なオプション ライザー(ハニカムパネル付き):加工可能な材料の厚みが42mm→125mm エアアシストセット:加工部にエアーを送り込み発火抑制&綺麗な加工に ロータリーアタッチメント RA2 Pro:ビン・コップ・指輪などの円形、円弧面などに加工可能に 空気清浄機 |
Creality Falconシリーズ(ダイオードレーザー) 29,248円〜
3Dプリンターも人気のメーカー「Creality」のダイオードレーザー器です。
組み立て式のオープンタイプですが、オプションで保護カバーが購入可能。
400×415mmと広範囲の加工も魅力的。
他のブランドより認知度と人気は低いですが、出力、加工範囲、金額などで有力な選択肢になりそうです。
| ブランド/メーカー | Creality |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 縦横:400×415mm 高さ:無制限 |
| 解像度 | – |
| 出力 | 5W / 10W |
| 値段 | Amazon 5W 29,248円 / 10W 37,049円 |
| 対応OS | Windows/Mac |
| 特徴 | ・svg、png、jpg、jpeg、bmp、dxf形式のファイルに対応 ・簡易的なファンフィルター付き |
Creality Falcon2 PRO 22W(ダイオードレーザー) 115,999円
上記の5W / 10Wシリーズの上記機種にあたるPROシリーズの本機種は、組み立て不要のボックス形のダイオードレーザーです。
レーザー光や粉塵を外部に出さないのはもちろん、ケース上面にカメラが搭載されており、ソフトウェア上での位置合わせもスムーズに行えます。
エアアシスト機能も標準装備されており、加工時の発火を防ぎつつ、レーザー加工部周辺の焦げを抑え、より美しい仕上がりを実現します。
| ブランド/メーカー | Creality |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 縦横:400×415mm / 高さ:80mm |
| 解像度 | – |
| 出力 | 22W |
| 値段 | Amazon 115,999円 |
| 対応OS | Windows/Mac |
| 特徴 | ・svg、png、jpg、jpeg、bmp、dxf形式のファイルに対応 ・簡易的なファンフィルター付き ・エアアシスト付き |
Podea-01(ダイオードレーザー) 143,000円~
国産の家庭用レーザー加工機メーカーのPodea株式会社のダイオードレーザー加工機です。
マイナーチェンジを重ね、2025年12月時点では Type-J となっているようです。
基本モデルとして1.6Wモデル&6Wモデル、ステンレスマーキング対応のSEモデル、10WのDE(デュアルエレメント)モデルなど、細かくラインナップが分かれています。
さらに、「Podea-01R Base」などの拡張ベースにレーザーユニットを載せ替えることで、加工サイズを拡大できるなど、拡張性もありますが、ネーミング含めラインナップが複雑で正直わかりにくい…泣
こちらのPodea-01は、半導体レーザーとしては高出力の6Wモデルがあります。
他低出力モデルを購入後、レーザーヘッドのみの交換も可能のようです。
加工位置を表示するポインター(DEモデルには非搭載)、排気ファンが標準装備されています。

出典:https://www.podea.net/podea-01r
| ブランド/メーカー | Podea |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 縦横:297×210mm 高さ:不明 |
| 解像度 | 1000dpi |
| 出力 | 1.6W / 6W など |
| 値段 | 公式サイト 1.6W 143,000円(送料込)/ 6W 192,500円 |
| 対応OS | Windows10/11 |
| 特徴 | ・PDF、SVG、JPG、PNG、BMPのファイルに対応 ・WiFi接続 ・緊急停止ボタン付き ・IllustratorCC、CorelDRAW、InkScapeに対応(転送支援機能) ・ハニカムテーブル標準搭載 |
【人気】beamo(CO2レーザー)330,000円(税込)
台湾発のレーザーブランド「FLUX」から登場した、デスクトップサイズの本格CO₂レーザー加工機です。
A4サイズ程度の省スペースに収まるコンパクトな筐体ながら、プロレベルの美しい仕上がりをご自宅でも手軽に実現できます。
HDカメラを搭載しており、ソフトウェア上での正確な位置合わせも簡単。
欲しい機能をしっかり備えつつ、サイズはミニマル。必要な性能をコンパクトに詰め込んだ一台です。
また、台湾メーカー製ながら、日本国内では『株式会社マイクロボードテクノロジー』(東京)が総代理店を務めており、製品保証やサポート体制も万全。修理対応や消耗品の購入もスムーズで、安心して導入できます。
| ブランド/メーカー | FLUX Technology |
| 種類 | ダイオードレーザー (半導体レーザー) |
| 加工範囲 | 縦横:300×210mm 高さ:45mm |
| 解像度 | 1000dpi |
| 出力 | 30W |
| 値段 | 楽天市場 330,000円 |
| 対応OS | Windows/macOS/Linux/Chrome OS |
| 特徴 | ・JPG / PNG / SVG / DXF / AI / PDF 対応 ・WiFi/Ethernet通信接続 ・液晶画面付き ・日本語対応&直感的なUIのソフトウェア ・オートフォーカス ・開閉センサー付き、緊急時のシャットダウン機能あり ・ハニカムボード、エアーアシスト搭載、排気ファン&ダクト付き ・カメラ位置合わせ搭載 ・カバーを開けると自動で止まるセーフティーロック ・製品保証:本体12カ月、レーザーモジュール3カ月 |
Etcher Laser Pro(CO2レーザー) 492,800円
『FABOOL Laser Mini』や『Etcher Laser』などの人気種を発売し、日本で家庭用レーザー加工機の普及したメーカーとも言えるSmartDIYsのCO2レーザーです。
水冷装置や消炎装置を搭載し、さらに集塵機能を標準搭載してこのサイズに収めてしまう、画期的なオールインワンレーザー加工機です。
工業用のレーザー加工機に搭載されている『リニアガイド』を採用し、高精度の加工をスピードを落とさずに実現しています。まさにPRO。
| ブランド/メーカー | SMART DIYs |
| 種類 | CO2レーザー |
| 加工範囲 | 縦横:475×310mm 高さ:35mm |
| 解像度 | – |
| 出力 | 30W |
| 値段 | 公式サイト 492,800円 |
| 対応OS | Windows、Mac、iOS、Android |
| 特徴 | ・位置合わせが簡単なカメラ付き ・リニアガイドで高精度、ハイスピードの加工を実現 ・スマホ(iOS)アプリで操作可能 ・水冷装置、消炎装置、集塵機能も全て機内に集約 |
以上、家でも使える家庭用オススメレーザー加工機紹介でした!
欲しいレーザー加工機は見つかりましたか?
ちなみにちょっとした雑学ですが、レーザー加工機の“祖”ともいえる人物が、あの天才アインシュタインだということをご存知でしたか?
実は、1920年代半ばにアインシュタインが発表した『”誘導放出”に関する研究論文』が、レーザー技術の原点とされているんです。
つまり、今日のレーザー加工機のルーツは、彼の理論にあったというわけですね。
どの分野にも名前が出てくるアインシュタイン、本当にとんでもない天才ですね…!









