ハンドメイドイベントやマルシェ、クラフトフェアに出店する際、必要となる備品は各イベントにより異なります。
特に野外イベントであれば、備品の中でも高額かつ最大・最重量級の『タープテント』が必要になる場合が多いです。

イベント運営からレンタルできない場合は、自分で用意しなければなりません。

私は何度も野外イベントにも出店しておりますので、もちろん、イベント出店用のタープテントを保有しています。

出店し始めた頃は『タープテントはあればなんでも良い』と思い、こだわらずに軽い気持ちでホームセンターで購入しましたが、今では大きな失敗と感じています。

なぜ、私のタープテント選びは『失敗』と感じたか?
では、『オススメはどんなテントなのか』を今回は説明します。

イベント出店に最適なタープテントとは?

先に結論を述べると、イベント出店にオススメのタープテントは、2.5m × 2.5m カラーは白』です。

もちろん2.0m四方のブースのイベントもあるので、自分が出たいイベントをピックアップして確認してから購入しましょう。

私の場合は、イベント出店だけでなくBBQなどのアウトドアでも使用して、元を取ろうと必死なので、2m四方だと若干窮屈に感じています。

ちなみに赤やオレンジなどの暖色系だと、日光に当たるとタープテントの色の影がテント内に投影され、商品の色味が変わってしまいますので、あまりオススメできません。

店頭ではほとんど見かけない『白い』タープテントは、ネットでの購入がオススメです!
ネットで見つけたオススメタープテントをご紹介します。
※野外イベントでの使用は雨風を受ける場合も多く、強度が必要なため、ノーブランドの安物は避けましょう。

安心の日本アウトドアブランド【FIELDOOR フィールドア】 ワンタッチタープテント 2.5m×2.5m

リーズナブルな商品展開が魅力の日本のアウトドア用品ブランドのタープテント。株式会社クローバーが運営。よくわからない中国製よりもサポート面でも安心。とにかく安い。
ベントがついてるので風邪対策も○
ウェイトバッグやサイドシート(横幕)などの横展開もあり、同一ブランドのアイテムを揃えやすいのもポイントです。

超有名アウトドアブランド【キャプテンスタッグ】 クイックシェード 2.5m×2.5m

アウトドア好きなら知らない人はいないであろう日本アウトドアブランド『キャプテンスタッグ』のテントタープは、収納バッグにキャスターが付いていて、イベント時の大荷物移動には助かる仕様。

ABCCANOPY ワンタッチタープテントホワイト 2.5m×2.5m

お値段重視思考&稼働率が高くないならアリ!中国製ブランド『ABCCANOPY(エービーシーキャノピー)』のワンタッチタープテント。
ベンチレーション付きで風対策も有り、こちらも車輪付き収納バッグでありがたい。

マスターキャノピー(MASTERCANOPY)ワンタッチタープテント

お値段重視思考ならマスターキャノピーも選択肢に。
風抜け用のベンチレーションやバッグに車輪付き。ホワイトは「シルバーっぽい?」とのレビューも。。。

日本のテント専門業者【シナノトレーディング】 イベントテントFit 2.5×2.5m

イベントや企業ブースなどのオリジナルテントを手がけているテント専門業者の株式会社シナノトレーディングなので安心感があります。
柱まで白で統一感があります。

テント選びに失敗した私が思う「イベント出店用タープテントは絶対に白色!!」

私はタープテント選びで2回も失敗しました。
野外イベント出店に慣れてから購入したり、出店者を見て研究していれば・・・と後悔しました。

私は『2つの理由』で失敗だと感じています。

「イベント出店用のタープテントの購入を考えている」
というかたは、私を反面教師にし、後悔しないようにしてくださいね!

私が失敗したと感じる理由①:テントの大きさ

私の初めての野外イベント出店は、規模が大きめの野外フェス(音楽あり物販あり芸術ありのお祭り的なイベント)のクラフト物販ブースでした。
1区画が3.5m × 4.0mほどの広めのブースで、深く考えずに近くのホームセンターで”青色”の”3m四方”のタープテントを購入して出店に望みました。

初出店にも関わらず売り上げも良く、何よりイベント出店がとても楽しかったので、直ぐに次回のハンドメイドイベントを探し出しました。
そこで、イベント出店ブースの規格は2.5m×2.5mが多いということを初めて知ります。
もちろんイベントによっては3m四方のブースもありますが、比較的、広い公園や大型イベントに限られると思います。

そう、3m四方のタープテントを購入してしまったせいで、
『野外イベントは、ブースの大きさが3m四方以上のイベントを選ぶ』
という制限が出てきてしまったのです。

「出店の幅を広げねば!」と考え、またまた最寄りのホームセンターにて、今度は緑色2.5m四方のテントも新たに購入しました。

仮に3m四方のブースのイベントで、2.5m四方のタープテントを設置した場合でも、全く問題ありません。
こうして2つのタープを手に入れイベント出店の予約を増やして行きました。

私が失敗したと感じる理由②:テントの色

ある日、初めて他県の野外ハンドメイドイベントへの出店が決まりました。
宿泊になり荷物が増えるため、できるだけ持ち物を減らしたかった私は、初めて運営からテントを借り、イベントに出店。

搬入のため会場に到着した時には既にタープテントがブースに設置されていたので、早速、出店準備を進めていくとあることに気づきます。




・・・・!!!

あれ・・・?

テント内、めっちゃ明るい!?!?


てか、明るくて商品めちゃ映えてるぅぅぅぅううう!!!!!」


もうお分かりですね、テントの天幕の色は白。

アウトドア用途では、汚れが目立ちやすく敬遠される『白色』ですが、イベント出店時は、柔らかい日光の光がテント内にも入ってきて、商品を照らしてくれていたのです。

さらに、白のタープテントでも紫外線はカットできるシート素材の物が多く、熱を吸収し溜め込む濃い色よりも、涼しく快適

少し離れた場所からブースを見てみると、店の雰囲気がとても明るく感じ、商品、看板などがとても目立って見えていることに気づいたのです。

出店の様子を比較してみよう

【参考画像】濃い色のタープテントを使ったブース

紫外線カット率は濃い色の方が高いそうですが、白と比べるとブース全体が暗い印象になります。

商品やディスプレイとのまとまりもなく、遠目から見たときも目立ちづらい。

【参考画像】白いタープテントを使ったブース

白のタープなら『色』で商品を邪魔されず、什器やディスプレイと色合いも合わせるやすくなるため、一気に統一感が増し、商品も際立ちます。

ご覧のように、色付きタープと白色タープのブースを見比べると、思った以上に印象に差があると感じませんか?
白色は、テーブルや什器の色とも合わせやすく統一感も出せることから、ブランディングにも効果を発揮するはずです。

イベント出店にテントを購入する際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!