【2020年最新版】30万円以下の家庭用レーザー加工機(レーザーカッター)まとめ

悩み

  • 安くて小型のレーザーカッターってどんなのがあるんだろう・・・
  • 安い中国メーカー製品の個人輸入だと不安だ・・・
  • コロナでファブ施設がやっていない。もう買っちゃおうかなぁ・・・

そんな疑問や悩みに答えます。

個人用・家庭用レーザー加工機(レーザーカッター)を選ぶポイント

最近では個人でも買える値段に!

レーザー加工機(レーザーカッター)は、レーザー光を木材やアクリル版などに照射して彫刻・切断する機械です。

元々は“生産現場向け”の加工機械でしたが、3Dプリンター同様にfabスペースなどでクリエイターやデザイナー等の個人単位のものづくりが活発になり、各社「小型」で「低価格」な“家庭用向け”の機種の生産が増えています。

下記動画は2019年末に発売された『Etcher Laser』という、最新の家庭用向け半導体レーザー加工機の紹介動画です。
89,800円(税別)~ という10万円を切るお値段ですが、十分に高機能なのがわかります。

参考動画:SMART DIYsのEtcher Laser

今回の記事では、サラリーマンや個人事業主でも、趣味や副業・複業としても現実的に購入を検討できる『30万円以下』&『家庭用電源(100V/110V)で利用OK』な機種をまとめてみました。

『半導体レーザー』と『CO2レーザー』の違い

家庭用レーザー加工機には、主に『半導体(ダイオード)レーザー』と『CO2レーザー』の2種類があり、おおまかではありますが、それぞれと比較して、下記のような特徴があります。

半導体レーザー

半導体に電流を流し発光させ、焦点を絞り込んでレーザーを照射することで加工します。レーザーヘッド内でレーザー光を発生させています。半導体レーザーは、焦点をより小さく絞り込める青色のレーザーが多いです。

私も初めてのレーザー加工機はAmazonで買った青色半導体レーザー機でした。

特徴

  • 安価(数千円から数万円程度)
  • CO2レーザー機種に比べ出力が弱く(0.5w〜6w程度)、低速度
  • 透明素材への加工NGなど、加工可能素材が若干少ない。
  • レーザー出力装置が小さく、加工可能サイズの比率が大きい
  • 軽量で低電力
  • 紙や木材、布、フェルト、革、プラスチック、食品などに加工可能
  • 金属、透明なガラス、透明なアクリル、機種によっては青・白色の素材等加工不可

CO2レーザー

二酸化炭素(CO2)をレーザー媒質としたガスレーザーの一種です。レーザーをミラー反射させて対象物を加工します。レーザーとして取り出す効率が非常に良く、工業用加工機としてよく利用されます。

半導体レーザーより高出力で本格的な加工ができるが、本体以外にも、オプションの排煙設備等も同時に購入することを想定しておきましょう。

特徴

  • 高価
  • 高出力(20w〜40w程度)でスピードが早い
  • レーザー出力装置(主にガス管)が大きく、さらに冷却システムが必要になるため、加工機自体が大きい
  • 冷却システムによっては連続加工時間制限がある
  • 木材、アクリル、プラスチック、フィルム、革、紙、布、フェルト、金属、ガラス、食品・その他等に加工可能
  • ガラスにも彫刻、透明アクリルの彫刻&切断も可能

何を加工して何を作るかが機種選びのポイント

半導体レーザーとCO2レーザーの違い』や『加工できるサイズの違い』、そして『値段』が機種選びの大きなポイントと言えます。

パワーが弱い機種でも彫刻はできますが、カットとなると加工対象素材によって、力不足となる場合があります。また、機械の種類による素材との相性もあります。

そのため、まずは自分が『どのようなものを作りたいか』、そのためには『どんな加工方法が必要か』を十分に考える必要がありますので、メーカーサイトをよく確認してみてください!!

ちなみに、付属ソフトで加工したり、イラレで作ったデータを付属ソフトで加工データに置き換えてレーザー加工できる機種がほとんどですが、付属ソフトがMacに未対応の場合もあるので、Macしか持っていない方は、対応OSもチェックしてください。

それではピックアップした商品をご紹介します。
みてると欲しくなっちゃうこと間違いなしです♬

【半導体】SmartDIYs 『Etcher Laser』 89,800円(税別)~

日本のメーカーSmartDIYs(スマート ディーアイワイズ)の最新機種(2019年末発売)です。

のちにご紹介する組み立て式家庭用レーザー加工機『FABOOL Laser Mini』のクラウドファンディングで爆発的に有名になった、国産メーカー『SmartDIYs』が手掛ける最新機種ということで、発売の発表があった2019年夏頃から注目度がかなり高かった機種です。

記事執筆時点でも1ヶ月〜2ヶ月待ち状態です。

メーカー SMART DIYs
レーザー種別 半導体レーザー(青色レーザダイオード)
加工範囲 300×198mm
出力 1.6W or 3.5W
値段 1.6W 89,800円(税別)~
対応OS Windows/Mac
特徴 ・位置合わせが簡単なカメラ付き
・底を取り外せるタイプを選択すれば素材サイズを選ばず加工可能
・スマホ(iOS)アプリで操作可能

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【半導体】SmartDIYs 『FABOOL Laser Mini』 59,800円(税別)~

国内クラウドファンディング史上最高額を達成した組み立て式レーザーカッターとして、『日本で家庭用/個人向けレーザー加工機を広めた商品』と言えます。

購入後に自身で組み立てる分お値段も安く、外装もないため使わない時はコンパクトです。立てて収納も可能ですし、重さも約3kg。

組み立てやレーザー加工がうまくできない時でも、サポートに問い合わせずとも、人気機種のためWEB上にたくさん情報が出ています。
Facebookコミュニティもあるので、創作活動のモチベーションにもなりそうですね。

加工対応サイズごとにお値段もかわります。

メーカー SmartDIYs
レーザー種別 半導体レーザー(レーザダイオード)
加工範囲 300×230mm〜
出力 1.6W or 3.5W
値段 1.6W 59,800 円(税別)〜
対応OS Windows/Mac
特徴 ・組み立て式(六角レンチ、スパナ等付属。組み立ては平均3~2時間程度 ※ウェブサイトより)

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【半導体】Podea 『Podea-01(Type-I)』 99,800円(税別)~

こちらもクラウドファンディングで400%近い達成率を記録し、国産の家庭用レーザー加工機メーカーとして有名な、Podea株式会社製品です。

Podeaは、先述の『FABOOL Laser Mini』の1年半も前に、クラウドファンディングをスタートし成功を収めており、国産家庭用レーザー加工機の草分け的存在と言えるのではないでしょうか。

Type-Iは3段階のレーザー出力から選べます。
半導体レーザーとしては高出力の6Wモデルが選べるのも魅了。
機種を購入後に、オプションで出力の変更(レーザーヘッドの交換)も可能なので、「やりたい加工には出力が足りなかった!」といった失敗も後からカバーできるので、初めての機種として選んでも後悔しないのでは?

レーザーヘッドの違い(W数)が、大きく金額に影響するので、自分が加工したい物と必要出力を、製品ウェブサイトの加工例などを見て十分にご検討ください。

メーカー Podea
レーザー種別 半導体レーザー
加工範囲 297×210㎜
出力 1.6W or 4W or 6w
値段 1.6W 99,800円(税別)~
対応OS Windows
特徴 ・WiFi接続
・緊急停止ボタン付き
・IllustratorCS~CC対応
・ハニカムテーブル標準搭載

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【CO2】FLUX Technology 『beamo』 180,000円(税別)~

こちらもクラウドファンディングにて大好評だったCO2レーザー加工機です。
日本で購入できるCO2レーザー加工機としては、最小級のサイズだと思います。デザインも良いです。

クラウドファンディングで購入した人に2020年4月頃から配送開始されており、YouTube等で実機レビューも多く出てきています。

液晶画面付きで、紙に手書き→スマホで撮影→beamoに転送して液晶パネルから加工データを作成し加工、といった具合で、PCレスでも加工できます。

台湾のメーカーですが、日本国内のクラウドファンディング中に目標金額達成が確定し、株式会社マイクロボードテクノロジーとの国内代理店契約がおこなわれ、本機種より加工サイズが大きい製品の販売や、修理・サポートなどのアフターケアが充実しそうで安心ですね。
記事リンク:https://kibidango.com/project/1237/action/8807

別売オプションの『Rotary』と呼ばれる回転ユニットも魅力的です。
これがあると円形のコップやアルマイト加工された水筒、ガラス小瓶などにも加工可能になります。
別途追加購入する場合は45,000円とのこと。

メーカー FLUX Technology
レーザー種別 30W CO2レーザー
加工範囲 300×210㎜
出力 30w
値段 180,000円(税別)~※クラウドファンディング内で早期購入特典有
対応OS Windows/macOS/Linux/Chrome OS
特徴 ・WiFi/Ethernet通信接続
・液晶画面付き
・オートフォーカス
・開閉センサー付き、緊急時のシャットダウン機能あり

メーカーのウェブサイトを見る

【CO2】Podea 『Podea-02』 298,000円(税別)~

先述の半導体レーザー『Podea-01』の進化版とも言えるCO2レーザー機種です。
大きくなりがちなCO2レーザー加工機ですが、他の機種よりも加工可能エリアの比率が大きく、各パーツの配置が相当考えられています。

他のCO2レーザー加工機は、本体にプラスして周辺機器(排煙機や消炎機、フィルター)が必要な場合が多いですが、こちらの『Podea-02』は排煙機・消炎機が標準で付属されています。

メーカー podea
レーザー種別 ガラス管CO2レーザー
加工範囲 600x300㎜
出力 最大40W
値段 298,000円(税別)〜
対応OS Windows
特徴 ・Adobe Illustrator CS~CC対応
・マグネット式の蓋センサは蓋が閉じたときのみレーザー出力

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【CO2】SmartDIYs 『FABOOL Laser CO2』 259,800円(税別)~

前述した光学式レーザー加工機『Etcher Laser』や『FABOOL Laser Mini』のSmartDIYsが手掛けるCO2レーザー加工機です。

『FABOOL Laser Mini』と同じく組み立て式のため、配送後に自分で組み立てる必要があります。購入者からの口コミでは「組み立てまでには1週間ほどかかる」「途中で組み立てを諦めた」という方も・・・。

機械が苦手な人や初めてレーザー加工機を購入する方などは、SmartDIYsのFacebookコミュニティを通して、手伝ってもらえる人を探すのも手かもしれませんね。

無事組み立てられれば、加工サイズも大きく、出力も大きいため、加工の幅が広がること間違いなしです。

メーカー SmartDIYs
レーザー種別 CO2レーザー
加工範囲 60cm×44cm
出力 40W
値段 259,800円(税別)〜
対応OS Windows/Mac
特徴 ・組み立て式
・レーザーポインター付きレーザー管は289,800円(税別)
・位置決めキットオプション有り(税込8,338円)

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いかがでしたか?欲しいレーザー加工機は見つかりましたか?

ちなみに雑学なのですが、レーザー加工機の祖は、なんとあの天才『アインシュタイン』だということをご存知でしたか?
1920年代半ばにおこなった『誘導放出の研究』に関する論文がレーザー加工機の起源ということらしいですよ〜
アインシュタインってどこにも出てくる。やっぱり天才はすごいな。

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