無料でウェブショップが作れるBASE ベイスですが、
みなさん登録していますか?

minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)と比較して
売り上げ手数料が安かったり、
予約販売や定期販売、BASEライブなど、
様々な販売機能が用意されています。

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ベイスでショップを作ってみたはいいけれど

  • 「集客がほとんどない!」
  • 「全然売れない!」

といった声も多く聞きます。

ミンネやクリーマと違い、
ベイスでは集客を自分でおこなわないといけません。

今回はウェブ上で集客する方法の一つとして、
ベイスでできるSEO対策についてまとめました。

BASE ベイスは集客する力が求められる

ミンネやクリーマで商品を販売している場合、

  • ユーザーが『●●で検索』
  • 『検索結果一覧からミンネのページをクリック』
  • 『アプリが立ち上がって●●に関連する商品が一覧表示』

となり、自分の商品が購入される場合もありますが、
ベイスでは独自メディアサイトに商品を一覧表示するページはなく、
検索結果の一覧表示からの流入がほとんど見込めないため、
集客は自身でおこなう必要があります。

そこで、グーグルやヤフーなどのブラウザ検索窓から
キーワード検索された際に、検索結果の上位に表示されるように
対策を講じることがSEO対策になります。

SEOとは、サーチエンジン(主にグーグル)に対して最適化することです。
サーチエンジンに良い評価を受けることで
検索結果一覧で上位に表示されるようになります。

対策を講じることを総称してSEO対策と呼びます。

関連記事
『SEO対策』とは何か、今一度考えて欲しい

BASE ベイスはSEOに弱いのか?

一般的にベイスやSTORES.jpで制作したウェブショップサイトは
SEOに弱い」と言われています。

SEO対策には、ウェブ初心者にも有名な、
狙ったキーワードをページに配置する『キーワード施策』以外にも
たくさんの施策があります。

しかし、ベイスではウェブサイトを簡単に編集できる
独自のシステムが採用されている為、
我々ユーザーがシステムをいじって
設定を変更することに制限があります。

そのため、SEO対策を万全に施したウェブサイトと比べると、
検索結果順位では劣るかもしれません。

しかし、できる範囲のSEO対策をしっかりすれば、
ブランド名や競合があまりいない商品で
上位検索を狙える可能性は十分にあります。

BASE ベイスでできるSEO対策

キーワードを考えよう

SEO上でキーワードとは、
ユーザーがブラウザの検索窓に入力する文字列のことを差します。

例えば、新宿駅でパスタが食べたい場合、
GoogleChrome(グーグルクローム)や
Safari(iPhoneの標準ブラウザ)を使って

新宿 パスタ 

と検索するでしょう。
この場合、『新宿』『パスタ』がキーワードとなります。

これを自店に置き換え、キーワードを明確にしていきます。
しかし、ただ単に思い浮かぶ文字列を入れ込んでも効果が薄いです。

キーワードを考える時のコツは
『ユーザーは検索に目的を持つ』と言うことです。

検索するユーザーにとってブラウザでの検索は手段に過ぎず、
「美味しいパスタが食べたい」といった
欲求が行動の根本にはあるので、

新宿 パスタ 評判 

新宿 パスタ 美味しい 

と入力する人も多いと思います。

さらに『あまり移動したくない』場合では、

都庁前駅 パスタ おいしい 

とうように、駅名や地名、町名で場所を絞る場合も
多分に考えられます。

こういった場合は
『新宿のパスタが美味しい店 ツクリテパスタ』
というキャッチフレーズよりも
『新宿区都庁前駅のパスタが美味しい店 スパゲティの種類が豊富なツクリテパスタ』
の方が、ユーザーにも特徴を伝えやすくキーワードを意識した文章だと言えるはずです。
(飲食で上位を取るのは、食べログやホットペッパーが上位を占めるのでかなり難しいですが・・・)

このように、ユーザーの心理を想像し、読み取り、キーワードを摘出していきます。

アクセサリーを制作・販売しているショップの夏向けピアスに対するキーワードで言うと
『ピアス』の他に、見た目の特徴である

  • 赤や青などのカラー(色に合わせたい、好きな色を選びたい)
  • シルバー、ゴールドなど素材(素材感を重視している)
  • 大振り・大ぶり・ボリューム(シンプルな服でも存在感を出したい)

といったキーワードはもちろん、

  • 秋(季節や素材に合ったおしゃれをしたい)
  • 浴衣(浴衣に合わせたい)

などの季節感のあるキーワードが摘出できるでしょう。
キーワードは羅列してサイトに埋め込むのではなく、
文章として本文やタイトルに自然に入れ込むのが
サーチエンジンからの評価が上がるポイントになります。

検索キーワードにならなそうなものは省いて構いません。

ブラウザに色々なキーワードを入れてみて、
検索結果上位にくるサイトが、
どんなキーワードが入っているかをのぞいてみましょう。

自店の特徴や商品の特徴はもちろん、『どんなお客様に売りたいか』『そのお客様はどんなキーワードで検索をするだろうか』と掘り下げて、キーワードを摘出してみましょう。

ショップ名・ページ説明文を考えよう

キーワードが摘出できたら、なるべく文章になるように
ショップ名とページ説明文を考えましょう。

ベイスへログイン後、
【ショップ設定】の【ショップ情報】から
編集がおこなえます。

ショップ名

ショップ名を編集することで、ウェブサイトの
『タイトル』を設定することができます。
ウェブサイトのタイトルは、キーワードを入れて
簡単なブランド紹介文を設定しましょう。

ページ説明文

ページ説明文の設定をおこなうには
ベイスの『SEO設定』というApp(アプリ)を利用します。

ページ説明文を編集することで、ウェブサイトの
『ディスクリプション』と呼ばれる部分を設定することができます。
ディスクリプションは検索結果一覧でタイトル下に表示される文章です。

App(アプリ)をインストールする方法はとても簡単で、
編集画面の上部メインメニュー【Apps】をクリックし、
キーワード検索で『SEO設定』と入力します。

【インストール】ボタンを押して完了です。

上記のようなページが表示されるので、
『キーワード』と『説明文』を入力していきます。

各ページに設定としてキーワードを入力することで
サイトにキーワード設定用コードがはき出されますが、
最近のグーグルサーチエンジンはキーワードの設定コードは
意味が無いとされているので、
あくまで本文やタイトル、説明文にキーワードを入れる上での
メモがわり程度の認識でかまいません。

トップページ(=ホーム)やaboutページには、ブランドの紹介や商品の特徴
各商品ページには、それぞれの商品の素材や特徴
といった説明文をキーワードをうまく文章に入れ込んでいきます。

説明文を充実させることで、
キーワード検索をしたユーザーに、検索結果一覧の中から
クリックしてもらえる確率をあげることができるはずです。

商品紹介文を考えよう

商品を紹介する文章にはキーワードがたくさん入れこめるはずです。

  • 素材
  • 形の特徴
  • 季節感や服装等、使用シーン

商品にあったキーワードを入れて
紹介文を作成しましょう。

ここまでできれば、初心者でもできる
BASE ベイスでSEO対策は完了です。

上級編として、App(アプリの)の『html編集』
というものを使う方法もあるのですが、
それはまた後日まとめたいと思います。

通常SEO対策を施して、効果が現れるまでには
3ヶ月〜6ヶ月ほどかかると言われていますので、
設定したら気長に待ち、
『ショップの週間PV』がなかなか上がらない場合は
時々文章やキーワードを見直してみるのもいいでしょう。

番外編:独自の商品を開発しよう

競合が少ない、もしくは競合がいないような
商品が思いついたら、簡潔なわかりやすい名前をつけて、
キーワードとして商品名やディスクリプション、紹介文として
入れ込みましょう。

競合が少ない、いない場合は自身の商品や
ブランドの露出を増やすことで、
キーワード検索からの流入を独占できるようになります。

例えば、イベントに積極的に出店したり、
SNSで商品のアピールをすることで、
趣味嗜好が偏ったお客様にバズる可能性が大です。

リケジョ、肉食系女子、サブカル女子、
ペンギン系女子、カープ女子、山ガール、歴女・・・
草食系男子、オタク、スイーツ男子・・・
様々な人物を想像して商品を制作することで
ニッチなところで人気が出る商品となり、
SEOもしっかりしておくことで、
後乗りのライバルにはずっと負けないサイトの力が
つくかもしれません。